抽象化しすぎて、何が何やら
仕事でいろいろな工場を見ていると
どの現場にも「同じ問題」が存在している。
基本、工場では
工程と工程、
つまりプロセスとプロセスが
次工程、前工程という形で繋がっている。
その中で、付加価値を生む時間は別として
「仕事のように見える無駄」
(移動、運搬、停滞、検査)を無くすために
各工程が努力をしているのだけれど
工程、工程に仕事が流れる中の
途中で発生したことや
引継ぎ事項を伝えるような
コミュニケーションの時間や手間を
削減してしまっていている。
たがら当然、コミュニケーション不足が故のセクショナリズムが発生する。
そんな状態があれば、
何か起きたときに、
今、それぞれがどんな状態なのか、とか
確認しているうちに
数時間が過ぎるなんてことはざらなのだ。
そもそも、全体をオペレーションする機能を
持つ工場があまりない。
オペレーションコントロールをする機能が
どこかにありますか。
と聞いてみると
それは工場長ですね。
という。
工場長といえば、工場の長であって
全体の流れを把握する立場にあっても
細かくオペレーションコントロール
はしていないのが現実だから
お聞きしていることと少し違う。
全体を俯瞰して起こっていることのすべてから、場面場面で人の配置や問題解決をする
建設業で言う「現場監督」が、実は製造業には存在しないということで。
多分、
現場監督やオペレーションコントローラーは
「ものをつくらない」=お金を生まない
と考えているから、どう説得しても、
そういう職種をつくりたがらない。
と言っテル間のIoT
スマホがお風呂を入れたり
ロビがテレビを消したり
人間がしてきたことを、ITが行う。
Suicaにはチップが入っていて行動特性、
購買嗜好はビックデーターに集約されて
分析されて判断されてマーケットが作られる。
これが製造業に生かせないわけがなく
工作機械同士が会話をするがごとく
お互いに指示、命令、スイッチしはじめれば
コントローラーなど必要がない。
ゼネラル・エレクトリック(GE)では、
発電用のガスタービンにセンサーを取り付けていて、
30秒ごとに250ポイントでのデータを読み込んでいる。
データの種類は、
温度や回転数などだ。
これらをエンジニアが解析して制御に生かすことで、
発電量が5%向上し、
燃料費は年間1エンジン当たり50万ドル削減できたという。
ディズニーランドでは、「マジックバンド」と呼ばれる、
チップの埋め込まれたリストバンドを導入している。
このバンド1つでパーキングやアトラクションの支払いから
ホテルの部屋のカギ、ミッキーグッズの買い物までをカバーする。らしい。
古くからある設備にIoTを活用することで、
生産性が飛躍的に向上する。らしいから、
多くの企業がどんどん取り入れていけば
働き方改革は現実的に実現できる。
けれど、これらの「インフラ投資」は
どの企業にもできることではない。
だからこそ
やはり中小企業は、地道に稚拙でもいいからアナログなIot
現場監督
中小企業版インダストリー4.0
ではでは、天井にカメラをつけて
天国から下界をみるように、眺めてみると、下界の軌道をみてみれば、遠隔オペレーションが、できるよね。
と、ある会社で前のめりな感じでミーティング。(ここまでは、よし)
あんまり、煮詰まるから、
『俯瞰』は、どんな時もテーマであるけど
まぁ、神様って、そんな風に俯瞰する存在なんだろうね。
と脱線してみると、急に話しは進んでいく。
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